超次元サッカーとは別次元のなにか

 

ホントウノサッカーとは稲森明日人が楽しむことのできるサッカーのことである。

こんにちは。

下に世界大会アメリカ戦までを書いた前回のリンクを載せておきます。

リンク先にもありますがここでは批判が多くなるのでそういったものを見たくない方はブラウザバックをお願いします。

なお今回は前回の分も含めて書いていくのでリンク先よりも長くなります。(流石に長くなりすぎたから日本代表と主要敵のみに絞っています)

blog.hatena.ne.jp

 

 

期待外れ

 アレスの天秤(以下:アレス)とオリオンの刻印(以下:オリオン)が始まる前、具体的にはアウターコードの配信が行われていた頃はイナイレの新作がようやく始まるのかとわくわくしていました。

アウターコードの内容がギャグもあればこれからを期待させてくれるような内容もあったのでので余計に期待が膨らみました。

全国大会からそのまま世界のレベルを知り強化選手として全体のレベルを上げるため雷門の選手たちが全国の学校に散らばり互いがライバルとなって戦うという設定もずっと同じチームだった壁山や豪炎寺たちとの試合が見られると思っていました。

まさか無印雷門メンバー同士での試合が豪炎寺と鬼道のみであり、新雷門を勝たせるために弱体化され新雷門をよいしょするサブキャラみたいな立ち位置になるとは思ってもいませんでした。

 最後の最後まで期待していましたが打ち切りが決まったのかアレスの時から雑な話がさらに雑になっていき最後の試合ではそれっぽいことをしていましたがこれまでの積み重ねを帳消しにできるほどの出来ではなかったと思いました。

 

新キャラたち

前回は過去作のキャラからだったので今回は新作キャラからまとめていきます。

日本代表

稲森明日人

 アレスではいなくても話が成立する主人公。

最初に明日人のビジュアルを見た時にこれが主人公で大丈夫なのか?と思っていましたが案の定大丈夫ではありませんでした。

話の本筋であるアレスの天秤にまったく関与せず、キャラとしての掘り下げが薄く、決勝戦では敵から事前にデータをもらって勝ち、しかも決勝であるにも関わらず大した活躍もなし。

決勝の最中にサッカーやろうぜと言っていましたが、野坂も灰崎もラフプレイにはなっていましたが特に問題はなかったので自分が気に入らないから文句を言ったようにしか見えませんでした。

 オリオンではアジア予選中の彼は野坂の駒以上の活躍はなく一星についても周りが彼を責めている中でそもそも何をやっているのかすら知らないという蚊帳の外状態にも関わらず信じると口にするだけで言葉に重みがない状態。

本選でようやくスポットライトが当てられたと思ったらイタリア戦まで新技を使うことなくしかもその新技も止められるという始末。

スペイン戦でボールをキープする力が強いという強みが分かった時に「絶対に止められない田舎者もいる」みたいなことを一度止められた後(相手がだらだら喋りだした隙に取り返した)に言っていたので正直ダサいと感じました。

 脚本家が変わったことが影響しているのかブラジル戦で地雷原を抵抗なく使い、意図的に接触し道具を使ったふりをして相手を脅し、イタリア戦では体に負担をかけるサポーターから解放するために点を取ろうとしていましたが、アジア予選までシュートすると見せかけてパスして相手の隙を狙うということをやってきたにも関わらず負担をかけたくない相手に向かって必殺シュートを撃つということや、野坂の相手同士を接触させる作戦を良くないと否定した後にグリッドオメガで相手を再起不能にする提案をし出した時は頭が痛くなりました。

 最後の試合では負けても次があるみたいなこと言っていました。

確かにそう思いますがまだ試合中であり、言うなら勝って相手が負けたことを後悔しているときに言えって思いました。

まだ決着ついてないのにそれを相手に言うのは負けろって言っているようなものですしね。

 声だけはデカく危険なタクティクスもやられる方ではなくやる方なら問題はなく、ただ駄々をこねているだけで芯のない、そんなキャラだと感じました。

 

野坂悠馬

 社長のお気に入りその1。

 個人的に好きでも嫌いでもないです。

大体の感想は上記のリンク先へ。

 

灰崎凌兵

 正直アレスの主人公は灰崎一人良くないか?というのが個人的な印象です。

アレスの天秤に恨みがあり、無印ライバルである鬼道が見出した新星であり、一匹オオカミが少しずつチームの大切さを知っていくという主人公として十分な魅力があると思います。

決勝前に過去オマージュで雷門に来ましたがグリッドオメガの被害を軽減する以外の役目はなく、ヒロインに向かってフィールドの悪魔を見せてやるといってからこれといって活躍しませんでした。

 オリオン序盤は反一星の一人としてやヒロトとコンビを組むなど比較的目立っていました。

中国戦まで基本的に ペンギン・ザ・ゴッド&デビルのワンパターン。

元々ペンギンザデビルを撃つつもりがヒロトの技と重なったせいでこうなったので一度くらいペンギンザデビル単体で見てみたかったです。

 個人的に灰崎に対しては小物ヤンキームーブや皇帝ペンギン2号を超えた技を作るといって引っ張ったにも関わらずできたのが技を重ねるだけという肩透かし感くらいで特にこれといった不満はないです。

一星光

  野坂の舎弟その2and吹雪兄弟のオマージュ要員。

アジア予選の中国戦前まではすべて一星のために費やされたと言ってもいいほど。

オリオンからの命令で選手たちをつぶそうとしていましたがその手段がすべて雑で一回戦のベンチで日本は負けるとドヤ顔で言って外すことや普通にスパイばれするなど三下感が隠せていない状態。

 ストライカーとしても活躍できる分析担当となったがストライカーとしての活躍は2試合のみ。覚醒回くらい普通に点とらせてやれよ

 本選からはフロイの親友として活躍すると思いきやフロイと聞きに行った情報は大体監督が知っているという無駄足、親友の洗脳を解く役も円堂に取られるという始末。

最終決戦でようやく個人での必殺シュートを撃たせてもらえた。

明日人を活躍させたいがために中途半端な活躍しかできなかった印象があります。

剛陣鉄之助

 社長のお気に入りその2。野坂と同じく上記リンクへ。

 ただし野坂とは違い普通に嫌い。

 

小僧丸サスケ

 豪炎寺のストーカー。

アレス終盤で独自路線へ進むと思いきや 豪炎寺のようになりたい ではなく 豪炎寺になりたい からと体格を豪炎寺と同じに。

普通にドン引きしました。

そういえば灰崎が病室に通っていたときにもストーキングして盗み聞ぎしてましたね。

氷浦貴利名

アレスではまともに活躍していた。

オリオンでは一星いじめのためのシュートチェインに一役買ったがあとは尺稼ぎの探偵ネタに使われ必要のない女装をし、変装している別人を明日人と勘違いするなど特にこれといった活躍はなかった。

万作雄一郎

特になし。

本当に語れることがない。明日人の親友枠として出番はもらえていたがアレスでもオリオンでもほぼ活躍がない。氷浦は明日人と小僧丸とで三人で必殺技を使っていたが特にそういうのもなし。尺稼ぎスパークウィンドくらい?

海腹のりか

社長のお気に入りその3。

アレスでは点取られ屋として活躍した。

オリオンではGKが既に3人いるにも関わらず日本代表入りした。さてはんほぉられたな

なぜかGKとして先にいた砂木沼よりも出番が多く(そもそも砂木沼がキーパーとして出場することはなかった)円堂出せば?と思うシーンでもなぜかスタメン出場しアレスと同じく点取られ屋として活躍した。

岩戸高志

異性に対して興奮し続ける発情ゴーレム。

アレスでは薄いザウォールという壁山との差別化を図ったが彼のザウォールが活躍することは初回以外ほぼ無かった(逆に登られGKと1対1の状況を作るということもあった)。

 オリオンでは光を異性と勘違いしてたことやイメチェンしたのりかに興奮するなどして目立っていたが試合ではアメリカ戦で必殺技を撃った以外の活躍はほぼなし。

異性に対して反応や同じDFしても壁山とキャラ被りのせいか実力的にもゴーレムじゃなくて壁山で良くないか?とずっと思っていました。

水神矢成龍

 アレススピンオフのペンギンを継ぐ者ではほぼ主役キャラ。

 本編での木戸川清修戦ではキャプテンとして灰崎に対して叱咤することや年長者としてアドバイスすることなどしていたが肝心の雷門戦では木戸川清修戦で見せたゾーンオブペンタグラムを雷門戦では使わないというシナリオ上の配慮によりほぼ活躍せず負けた。

 オリオンでは追加選手として登場したがペンギンを継ぐ者を読んだ前提なのかアレス本編では描かれなかったコミカルな部分が出ていた。

社長から嫌われたのか登場時も他にメンバーとは違い紹介シーンがなくブラジル戦で反則するふり(となっているが普通に反則をしている)を提案するなどヘイトを集めた。

坂野上 昇

 円堂の子分。

 アレスでは特に目立った活躍はない。

 オリオンではオーストラリア戦で氷浦から教わるわけでもなく氷の矢を使うという才能描写からこれから活躍していくかと思いきや以降これといった出番もなく円堂の発言に対して賛同する以外のことはほぼ皆無といってもいいかもしれない。

 そもそもDFの存在が軽視されているシリーズでリベロというポジションであることが出番の少なさにつながったんだろうか?

 

西蔭 政也

野坂の舎弟その1。

アレスでは主人公チームでないのにも関わらずまともにGKとして活躍した。必殺技が全体的にカッコいいことや短い回想でキャラの背景がある程度描けていたので個人的に好感が持てるキャラ(アレスでは)。

オリオンでは円堂が出場できないとき、または話の都合で劣勢を描きたいときにGKを任された。野坂に迷惑をかけたくなかったのか手を怪我しても申告しなかったことから個人的な好感度が落ちその後特にフォローがあるわけでもなく円堂と交代された(必殺技の名前もカッコ悪かった)。

 社長がノリカをどうしても出したかったからかGKとしても活躍の場が少なく野坂の側近ポジションも一星に取られ唯一良かった必殺技名も(個人的に)ダサくなるなど若干哀れなキャラ。

 

 吉良 ヒロト

 パラレルワールドならではのキャラ。

 アレスではきちんと親との関係性やタツヤ・チームとの関係性がきちんと描かれていた。話の流れから勝って欲しかったが主人公チーム特有の勝利補正の前に敗れた(全体的に雷門に勝って欲しいと思う試合が1試合もなかったこともあり余計に勝って欲しいと感じた)。コズミックブラスターカッコいいよね。

 オリオンでは全体を通して活躍していた印象。

灰崎と並んでエースストライカーとして活躍したが灰崎とは違い個人技として新しい技がなかった。

 一星いじめで生き生きとしてたが一星の抱える問題が明るみになった際にはきちんとした対処法を提案するなどキャラとして立っていた。

 ヒロトには不満はないが公式のゴッドストライカーいじりがやりすぎて割と不快ですた。

吹雪 アツヤ

 ヒロトと同じくパラレルワールドならではのキャラ。

 アレスではクマ殺しの異名を無印から引き継いだのか必殺技がクマ押しだった。

エターナルブリザードを使えよお前の技だろ。

 アレスでは後半からの追加メンバー。士郎とのコンビプレイを期待していたが士郎が1試合目で自爆特攻したのでコンビで活躍することはほぼ無かった。

その後の活躍はあまりなくブラジル戦でスパイクの裏を相手に向けて威嚇するという反則行為からのシュートで点を決めた。

 視聴者からの声が多かったから追加メンバーに選ばれたのだろうが社長的に特に思い入れはなかったのか最後の活躍が反則行為という可哀そうなキャラ。

趙金雲 

 社長の化身。

 アレスから雷門の監督として登場し、アレス前半終了までの間はこれまでの監督よりも有能なのでは?と思っていました。

 オリオンではイナズマジャパンのメンバーに明らかに雷門贔屓が入った人選を行うなど人を見る目がないことが発覚。

 一星の問題についてある程度知っていたにも関わらず選手だけ解決させようとし鬼道に

一星は入院していると思っている弟のためにオリオンに従っているが実は兄は亡くなっており事故にあったときの影響で病院以外では人格が切り替わり自身が兄の人格を持った二重人格だということに気づいておらずオリオンに利用されている

ということを察して欲しかったらしい。

1回戦と2回戦の間でそれを察しろいうのは明らかな無茶ぶりである。

オリオンの黒幕がイリーナということも知っていたにも関わらず選手が自力でその情報をつかむまでばればれの嘘をつき公表しないというシナリオ上に配慮した動きをしていました。

 またGKとFW以外に価値を見出していないのか攻撃特化のMFにDFをさせ始め既に3人いたGKを4人に増やし選手がそのことについて疑問を抱いたら意味深な笑みでごまかした。

GKに(砂木沼がGKとして出場していないにも関わらず)初陣だから、世界のレベルに慣れるようにとノリカを採用し情報が少ないからとノリカを採用し円堂を出場させれば止められたであろう場面でも劣勢を演出するため動いていたことからさては社長の化身だな?って思っていました。

 

過去作キャラ

出番が少ないほど株が落ちないとさえ思えた社長の被害者たち

上記リンク先で書いてるキャラたちは続きから。

円堂守 

 社長が円堂ブランドに頼りたいが必要最低限しか活躍させたくないという思いからかオリオン後半からはセリフが減り社長の円堂はサッカーやろうぜって言わせておけば良いだろうという意志をひしひしと感じました。

 ロシア戦2回目ではロシアチームにかかっている洗脳をサッカーやろうぜで消し去りましたが結局やっているのは過去作オマージュ。

無印2のあれは親友の風丸や雷門メンバーと地区大会で円堂のおかげで呪縛から解放された杉森(シャドウは知らん)だからこその名シーンだったはずなのにこれさえやっておけば受けが良いだろうという安易な考えで碌に関わりのないロシアチームにも効くようにし過去の栄光を汚す行為だと感じました。

オーガにも効いたと言っている人もいましたがあれは円堂からサッカーを奪うという目的を持った相手に死闘の末認めさせたのが良いのであり今回のように数回シュートを止めた程度のものとは比べられないです。そもそもこの展開にもっていきたかったのであればロシア戦1回目で円堂を出場させてある程度関係性を作っておくべきですね。

 最終戦で急にイレブンバンドで指示を送るということがありましたがイレブンバンドで指示したタイミングがどけと言った後になるはず(じゃないとリアクション的に辻褄が合わないというかどけって言うのがそもそも違和感がある)なので声で伝えた方が早いですし何よりそこは大声で伝えた方がらしいです。

そのときに友情のゴッドハンドと言っていましたがどうせならライバル枠であったクラリオを気を送る役にした方がより友情感が増したのにまさかのベンチでリアクション担当。ついでに気を送っていたのがアフロディは良いとして不動とリ・ハオ、ルース・カシムという円堂との繋がりが割と薄い層。

急造チームで友情というのを推したいのでしょうけど円堂の活躍を不自然に描かなかったせいで円堂と他国の選手との繋がりが薄いのでどうしても違和感が出てしまいます。この状態で友情を推したいなら不動ではなくクラリオで行うべきでしたね。

 あと普通にスーパーメガトンヘッドを使っていましたけどそもそもメガトンヘッドがこのシリーズで使ってない技であり別の世界線の技なのにいきなりスーパーメガトンヘッドという脈絡のなさ。

ダサモーションイナズマブレイクも修正されて無かったですし何が何だかですね。

最後あれ留年したんですか?

豪炎寺修也

 炎を捨てたストライカー。

 アレス決勝戦では自分の真似ではなく独自路線へ進もうとしていた小僧丸に対して成長したなみたいな視線を送っていたはずなのに結局自分のストーカーに戻った小僧丸に対しても成長したなみたいな視線を送っていたので何考えているのかまったくわかりません。

 イタリア戦でようやく復帰するも大した活躍はせずラストリゾートも主人公3人に継承させることに意味を見出しているのかと思いきや小僧丸にも継承させました。

継承先がどこでも良かったなら小僧丸にも個別で教えてやれよ。

 最終戦では置きブラックホールかの如く置き真空波によりラストリゾートを止められました。

主人公三人にラストリゾートは自分にとってサッカーへの答えのようなものと言っていましたがその言葉通りラストリゾート以上のものはなかったのは悲しいかったです。

あと試合中に急に交代して鬼道と一緒にベンチから走ってグラウンドに入ってイナズマブレイクを撃ったと思うと笑えますね。笑えない。

 

鬼道有人

 アレスでは灰崎を導くポジションにいて過去作組の中では割と優遇された立場にいたと思われていた。

 オリオン序盤では豪炎寺を潰されたことや円堂を殺されかけたことや全てを知ってるはずの監督を問い詰めても何故か事情を話して貰えなかったことからヒロトと灰崎に協力してもらい一星つぶしを行った。すまん手が滑った

いじめられた報復で一星からバッグにドーピング剤(かどうかは不明)を入れてオリオンの息がかかった運営サイドのチクるという雑作戦によりチームから外された。

 世界大会本選から復帰するかと思いきやまさかの追加メンバーを集めるため日本に残ることになった(おそらく鬼道がいたら野坂の活躍が薄れてしまうため)。

久遠監督だけで良くない?

 最終決戦でようやく復帰し野坂の連携を行っていたがこれまで必殺技ではなく必殺タクティクスで描写を簡略化させてきたにも関わらずそれすらもなかった。

風丸一郎太

 アレス・オリオンを通して完全に便利屋扱いさせられていた。

 オリオンで初の(ダークエンペラーズ時代を除く)DF技を習得したかと思えば片手で数えるほどしか使わずに終わってしまった。

 最終決戦ではメンバーに選ばれてはいたがほぼベンチという不遇な扱い。

けれど描写が少なかったことによりそこまで株は落ちていないので逆に良かったのかもいれないですね。

吹雪士郎

 アレスでは本来のポジションであるDFとして登場したがほぼFWとしての活躍がメインとなってた。

 オリオンで野坂の雑な作戦により怪我をした振りが本当に怪我をしてしまった。

野坂はちゃんとあやまったんですかね…

 本選では足を痛めたまま諸刃の剣的な技を使い格上であったスペイン相手に1点をとったがそのあと選手として復帰することなく裏方に回った。なぜだ

スペイン戦前に日本のデータを横流ししていた人狼として動いていましたが結局吹雪が新条を信用していた理由って何だったんですかね。

基山タツ

 アレスでは永世学園のキャプテンとして登場しヒロトとの関係性も2話ほど使ってしっかりと掘り下げられた。

 オリオンでは序盤はほぼ活躍しておらずアメリカ戦で何故かMFからDFへとポジションチェンジした。

正直脚本家が思い出したときに少し活躍させた程度なので印象が薄い。

砂木沼治

 おそらくこのシリーズで最も扱いの悪かったキャラ。

 今回も色々文句を言おうと思っていましたがpixiv大百科の記事に言いたいこと大体書いてあったのでそちらのリンクを貼っておきます。

砂木沼治 (さぎぬまおさむ)とは【ピクシブ百科事典】

不動明王

 最終戦では小僧丸の声優と被っていたためかお情けで復帰。

皇帝ペンギン2号feat.シャーク(シャーク・ザ・ディープって簡単に習得できるんですね)を使うことと円堂へ気を送る活躍をした。

ベンチでリアクションとるだけだった風丸よりは扱い良かった。

亜風炉照美(アフロディ)

 アレスではまさかの試合シーンをカットされしかも負け試合という無印ラスボスとは思えない扱いを受けた。

 オリオンではアレスでの扱いを流石に反省したのかファンからの批判にビビったのかはわからないがアメリカ戦ではメインの活躍した。

ただ役目を終えたのかそれ以降はほぼ活躍しなくなった。

その他キャラ

ベルナルド・ギリカナン

 DV被害者操り人形。

 個人的に新条が革命派の振りをして日本を陥れる役でベルナルドは実は革命派でありブラジル選手たちに反オリオンとして目覚めて欲しかったとかそんなこと考えていましたけどそんなことはなかった。

 ブラジル選手たちが命令を無視してサッカーをした姿を見て一言「私はあの子たちになんてことをしていたんだ」…流石に思考放棄しすぎでは?

 

イリーナ・ギリガナン

 突如として湧いて出たラスボス。コスプレおばさん。

 やり方は間違っていましたが個人的に夫の頭の中身がハッピーセットだったことは同情してしまいました。

自分たちが援助のために渡した金が兵器に利用されていたと知って怒るのは当たり前ですし罪のない子供たちが戦争に利用されることを危惧しているのに何の根拠もなく相手を信じようと口にして援助を続ける夫を見限るのもしょうがないことだと思います。だからといってその子供たちを利用してテロを起こすのはどうかと思いましたが。

 

全体の感想

最終回を終えて

 最終回を見終えて「やっと終わったか」と素で思ってしまうような出来でした。

社長の引き出しが少ないせいか反則のバリエーション以外だいたい過去作品のオマージュ展開なことや困ったら催眠術、敵の境遇大体貧困、周りの人間に熱い試合と言わせているだけなどなどお世辞にもおもしろいと言える作品ではありませんでした。

 前回も書きましたが結局このシリーズが無印のパラレルである必要性をまったく感じず、過去作品のファンを逃がさないためとしか思えませんでしたがその割には退場したキャラはすべて過去作キャラであり、円堂は退場こそしませんでしたが途中からそもそも会話に口を挟まない、もしくはサッカーやろうぜbotに成り下がるという始末。

 結局イリーナの子供が戦争に利用されることを防ぎ腐った世界を正すという野望をただ止めただけでありイリーナが正そうとしていたことは続いておりサッカーだけを守ったという結果となりました。

そもそも主人公が解決することができないことを掲げているキャラをラスボスに据えることが間違っていたのでしょうね。

ゲーム購入の有無

 ゲームはアレスの天秤ではなくアレスをベースにした別タイトルのゲームを作成中みたいですが正直あのシナリオを見たあとで買いたいかといわれるとそこまで買いたくないというのが本音です。

元々イナズマイレブンはアニメとゲームで内容に若干の違いがありゲームが本番と言われることがありますが大筋は基本的に同じであり好みの差でしかありません。

つまり若干の違いはあれどこの内容をまた見ることになります。

自分はもう見たくないので買う可能性は低いです。

 

最後に

 上記にもあるように自分は昔のイナズマイレブンが好きだったから、無印のキャラがいたから見続けていたのであり別にこのシリーズのことを好きなわけではありません。見てるときに何度も「なんでこれ見てるんだろ…」とさえなっていました。

よく作品が最終回を終えた際にこの作品は不滅ですと言われることがあります。

自分の中でイナズマイレブンそういう気持ちを持たせてくれる作品でした。

しかし今では昔は良かったと老害じみたことを言っています。

来年の春に新作が発売する予定みたいなのでまだ追いかけたい人は頑張ってください。

自分はここまでです。さようなら